International Friendlies·28 Mar, 05:00 pm
T-scores relative to mean of 50
Possession
SUBSTITUTES
ホームで終盤に失点し、内容も乏しいまま敗れたことに対し、ファンがブーイングを浴びせ、監督も落胆を表明したため。
アウェイの地でワールドカップ出場国相手に、苦しみながらも終盤の決勝点で勝ち点3を獲得し、チームの底上げも図れたため。
試合開始早々の8分、日本代表はスコットランドのジョン・マッギンからのクロスにFWスコット・マクトミネイが至近距離からシュートを放つ最大のピンチを迎えた。しかし、GK鈴木彩艶が左手一本でこれを弾き出し、ポストに当たって失点を免れた。このスーパーセーブが、堅守を誇るスコットランド相手にアウェイで先制点を許さない重要な分岐点となった。鈴木彩艶は負傷明けながら、正GKに相応しい抜群の反応を見せ、チームに安定感をもたらしたと言える。
森保一監督は、ワールドカップ出場国とのアウェイ戦という厳しい状況で、若手や代表歴の浅い選手を積極的に起用。さらに後半には三笘薫、堂安律、中村敬斗、伊東純也、上田綺世といった主力級を続々と投入し、超攻撃的な3-3-2-2の布陣へとシフトした。この大胆な采配が功を奏し、終盤の決勝点へと繋がった。監督は試合後、「交代枠を使いながら戦った中で得点チャンスを作り出せる組織力、連係連動の部分は間違いなく今までやってきたことが積み上がっている」と手応えを語っている。
0-0で迎えた試合終盤の84分、ついに均衡が破れた。中盤の中村敬斗が左サイドの三笘薫へ展開。アンダーラップで走り込んだ鈴木淳之介がダイレクトでクロスを上げると、FW塩貝健人がこれを落とし、スピードに乗った伊東純也がキックフェイントで相手をかわし右足を一閃。GKの右足に当たりながらもゴール左に吸い込まれ、日本に待望の先制点をもたらした。この伊東の決勝点が、アウェイでの難しい一戦を制する決定打となった。
日本代表はワールドカップイヤーの初戦をアウェイで勝利し、幸先の良いスタートを切った。森保監督の積極的な選手起用と交代策が機能し、伊東純也の決勝点に繋がったことは、チームの層の厚さと戦術の幅を示す大きな収穫だ。GK鈴木彩艶のビッグセーブも光り、守備の安定性も確認された。しかし、決定機を決めきれない場面も散見され、今後の課題として残るだろう。一方、スコットランド代表はホームで日本に敗れ、親善試合でのホーム未勝利記録を更新。特に攻撃面での迫力不足が露呈し、ファンからはブーイングが浴びせられた。スティーブ・クラーク監督もファンの反応に落胆を示しており、ワールドカップ本大会に向けて課題が山積している状況だ。
試合が膠着状態に陥り、引き分けもちらつき始めた84分、日本のエース伊東純也がその真価を発揮した。途中出場からピッチに立った伊東は、塩貝健人の落としから冷静に相手GKをかわし、右足でゴールネットを揺らした。この値千金の一撃は、アウェイの地で苦戦を強いられていた日本に勝利をもたらす劇的な瞬間であり、ファンの安堵と興奮を呼び起こした。森保監督の采配が的中した形でのゴールは、チームの総合力の高まりを印象付けた。
ホームのハムデン・パークで日本に0-1で敗れたスコットランド代表に対し、試合終了後、一部のファンからブーイングが浴びせられた。スティーブ・クラーク監督は、このファンの反応について「正直に言って、ガッカリした」とコメント。親善試合でのホーム11戦未勝利という不甲斐ない結果と、特に前半の攻撃の迫力不足(ペナルティーエリア内でのボールタッチ数が日本の18回に対しわずか2回)が、ファンの不満を爆発させた形だ。
日本代表は、このスコットランド戦の勝利でワールドカップイヤーのスタートを好調に切った。次戦はFIFAランキング4位の強豪イングランド代表との対戦を控えており、今回の勝利で得た自信と課題を胸に、さらなる高みを目指す。森保監督は、今回の試合で試した多くの選手や戦術オプションを、今後の最終予選や本大会に向けてどのように成熟させていくかが注目される。スコットランドは、ワールドカップ本大会に向けて、攻撃の改善とホームでの戦い方を見直す必要があるだろう。
Scotland
Japan