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ホームでのダービーで善戦するも、PK戦で惜敗。10人での奮闘が報われず、悔しさが残る結果となった。
アウェイダービーでPK戦を制し、新体制初陣を勝利で飾る。苦しい展開を乗り越え、勝ち点2を獲得したことに歓喜。
2026年2月7日、ヤンマースタジアム長居で幕を開けた明治安田J1百年構想リーグのWESTグループ第1節、大阪ダービーは序盤から激しい展開を見せた。両チームの選手がアグレッシブなプレーを見せる中、開始早々にC大阪のチアゴ アンドラーデとG大阪の鈴木徳真にイエローカードが提示され、ダービー特有の緊迫感がスタジアムを包み込んだ。試合が動いたのは前半41分、C大阪のDF田中隼人が中盤でのタックルが著しく不正なプレーとみなされ、一発レッドカードで退場。ホームのC大阪は残り時間を10人で戦うことを強いられるという、開幕戦にしてはあまりにも過酷な状況に陥った。この退場劇は試合の流れを大きく変え、C大阪は守備的な戦術への変更を余儀なくされた。
田中隼人の退場により10人となったC大阪は、後半からシステムを変更し、粘り強い守備でG大阪の攻撃を凌いだ。しかし、試合終盤の後半38分にはG大阪のDF岸本武流がこの日2枚目のイエローカードを受け、退場。これにより、試合は10人対10人の状況となり、再び均衡が保たれる形となった。両チームともに決定機を作り出すものの、GKキム・ジンヒョン(C大阪)と東口順昭(G大阪)の好セーブや、ポスト・クロスバーに阻まれるなど、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。結果、90分間では0-0のスコアレスドロー。これはリーグ戦の大阪ダービーにおいて、1995年の初対戦以来32年ぶりとなる歴史的なスコアレス決着となった。
90分で決着がつかなかったため、試合はPK戦に突入。この「明治安田J1百年構想リーグ」では、PK戦の勝者に勝ち点2、敗者に勝ち点1が与えられるレギュレーションだ。PK戦は両チームの選手が次々と成功させる緊迫した展開となったが、C大阪の5人目のキッカーを務めた阪田澪哉のシュートがクロスバーを直撃し失敗。一方、G大阪は5人目のMF安部柊斗が冷静にゴールを決め、PK戦を5-4で制した。これにより、G大阪がアウェイでのダービーマッチを開幕戦勝利で飾り、勝ち点2を獲得。C大阪は勝ち点1に留まり、ホームで悔しい敗戦となった。新体制のG大阪にとっては幸先の良いスタートとなり、C大阪にとっては次節への課題を残す結果となった。
セレッソ大阪は、田中隼人の退場というアクシデントに見舞われながらも、アーサー パパス監督が「非常に素晴らしいメンタリティ」と称賛する粘り強い戦いを見せた。10人での守備は機能し、失点を許さなかった点は評価できるものの、攻撃面では決定力不足が露呈した形だ。特に、数的優位を活かせなかった時間帯の攻撃の組み立てには課題が残る。一方、イェンス ヴィッシング新監督を迎えたガンバ大阪は、アグレッシブな守備で主導権を握ろうとする姿勢を見せた。PK戦での勝負強さは新体制のチームに勢いをもたらすだろう。しかし、数的優位の時間を長く持ちながらも90分でゴールを奪えなかった点は、今後の攻撃の精度向上に向けた課題と言える。両チームともに、開幕戦で多くの収穫と課題を得たと言えるだろう。
試合の最大の転換点となったのは、前半41分にC大阪のDF田中隼人が受けた一発レッドカードだ。ダービーの激しさの中で起きたこの退場は、C大阪に大きな打撃を与え、チームは残り時間を10人で戦うことを強いられた。パパス監督は退場後のチームのメンタリティを高く評価したが、ホームでのダービーで数的劣勢に立たされたことは、選手たちの精神的な負担も大きかったはずだ。この退場がなければ、試合展開は大きく異なっていた可能性があり、C大阪ファンにとっては悔やみきれない瞬間となった。
大阪ダービーがリーグ戦で0-0のスコアレスドローに終わるのは、実に32年ぶりの出来事だった。両チームの激しい攻防が繰り広げられたものの、ゴールは生まれず、試合はPK戦へと突入。このPK戦が、両チームの明暗を分けるドラマとなった。C大阪の阪田澪哉がクロスバーに当てて失敗したのに対し、G大阪の安部柊斗が冷静に決め、G大阪に勝利をもたらした。このPK戦の結末は、C大阪ファンに深い悲壮感をもたらし、G大阪ファンには開幕戦勝利の歓喜をもたらす、まさに熱狂の震源地となった。
C大阪は、次節に向けて攻撃の改善と、退場者を出さない規律の徹底が急務となる。10人での戦いで見せた粘り強さをポジティブに捉えつつ、ホームでのダービー敗戦の悔しさをバネに巻き返しを図りたい。一方、G大阪は新監督のもと、アグレッシブな守備とPK戦での勝負強さという収穫を得た。この勢いを維持し、ヴィッシング監督の戦術をさらに浸透させることが今後の鍵となるだろう。そして、4月に控えるパナソニック スタジアム 吹田での次なる大阪ダービーは、今回のPK戦の雪辱を果たすべく、C大阪が燃えることは必至。両チームの今後の戦い、そして次回のダービーでの激突に、早くも注目が集まる。
セレッソ大阪
ガンバ大阪
| # | チーム | 試 | 得失 | 勝点 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 10 | +11 | 22 | |
| 1 | 9 | +11 | 23 | |
| 2 | 10 | +6 | 20 | |
| 2 | 9 |
| +2 |
17 |
| 3 | 町田ゼルビア | 10 | -2 | 19 |
| 3 | 名古屋グランパス | 9 | +4 | 16 |
| 4 | 清水エスパルス | 10 | +3 | 16 |
| 4 | 川崎フロンターレ | 9 | -2 | 14 |
| 5 | 京都サンガ | 9 | 0 | 14 |
| 5 | 東京ヴェルディ | 9 | -2 | 13 |
| 6 | V・ファーレン長崎 | 9 | -4 | 12 |
| 6 | 浦和レッズ | 9 | +2 | 11 |
| 7 | サンフレッチェ広島 | 9 | -1 | 11 |
| 7 | 柏レイソル | 9 | +1 | 11 |
| 8 | ファジアーノ岡山 | 9 | -3 | 11 |
| 8 | 水戸ホーリーホック | 9 | -6 | 10 |
| 9 | セレッソ大阪 | 9 | -3 | 11 |
| 9 | 横浜F・マリノス | 9 | -3 | 9 |
| 10 | アビスパ福岡 | 9 | -9 | 8 |
| 10 | ジェフ千葉 | 9 | -5 | 8 |