
Ayase Ueda
上田綺世は2025-26シーズン、フェイエノールトのエースストライカーとして目覚ましい活躍を見せた。エールディビジ最終節を終えた5月17日時点で、リーグ戦25ゴールを記録し、日本人選手として初のオランダリーグ得点王に輝いた。チームはリーグ2位でシーズンを終え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得している。直近では、5月15日に発表された2026 FIFAワールドカップ日本代表メンバーに選出された。ワールドカップを控える中、5月17日のエールディビジ最終節PECズヴォレ戦は、三笘薫の負傷離脱の影響も考慮し、本人の希望によりロビン・ファン・ペルシ監督が欠場を容認した。4月下旬のフローニンゲン戦では、元モロッコ代表のカリム・エル・アフマディ氏から、ボールのない場面での献身的な動きや、得点に繋がるトラップの技術を高く評価されており、好調を維持している。
現地メディア『De Telegraaf』が主催する「年間最優秀選手」の投票結果が5月19日に報じられ、上田綺世はフェイエノールトの選手の中で最も多く票を集めた。43人の元選手、監督、アナリストのうち7人が上田をトップ3に選び、ベルト・コンターマンが銀票、ベルト・ファン・マルワイク、ロイ・マカーイらが銅票を投じた。しかし、リーグ2位というチーム成績にもかかわらず、フェイエノールトの選手は全体的に個人賞の評価では振るわず、PSVのイスマエル・サイバリが圧倒的な票数で受賞した。一方で、2月20日付の『De Telegraaf』のポッドキャストでは、ジャーナリストのヴァレンティン・ドリーセンが、上田が得点王であるにもかかわらず、欧州戦やPSV、アヤックスとのビッグマッチで存在感を示せていないと指摘し、高額なオファーがあれば売却すべきだと主張していた。しかし、4月26日付の『FR12.nl』では、上田のプレーが成熟し、ボールがない場面での貢献も大きいと評価する声が報じられている。
上田綺世は、5月16日に発表された雑誌『anan』のインタビューで、2026 FIFAワールドカップへの熱い思いを語っている。彼は、不完全燃焼に終わった前回大会から3年半、地道な努力を重ねて進化してきた自身の道のりを丁寧に語り、ワールドカップ優勝という目標達成への決意と覚悟を示した。また、5月19日付の報道では、「満足していることは少ない」と、自身のパフォーマンスに対して常に批判的な姿勢を保っていることが伝えられている。