
Daizen Maeda
前田大然は2025-26シーズン終盤に驚異的な好調を維持している。5月3日のハイバーニアン戦で足首を痛め途中交代したが、その後の5月10日のレンジャーズ戦では2ゴールを挙げマン・オブ・ザ・マッチに選出され、5月13日のマザーウェル戦でも4試合連続となるゴールを記録した。特にレンジャーズ戦でのオーバーヘッドキックは、チームを3-1の勝利に導き、リーグ優勝争いの行方を大きく左右する決定的な瞬間となった。監督のマーティン・オニールは、ここ数週間で前田を中央のストライカーとして起用する戦術が奏功していると見られる。セルティックは現在、リーグ首位ハーツと勝ち点1差で最終節の直接対決を控えており、前田の活躍は優勝に向けて不可欠な要素である。
現地メディアは前田大然の直近のパフォーマンスを高く評価している。5月10日のレンジャーズ戦での2ゴール、特にオーバーヘッドキックは「真のクオリティの瞬間」と称賛され、BBC Sport ScotlandやThe Scotsmanなどの報道では、彼のゴールがダービーとタイトルレースの様相を変えたと報じられた。マーティン・オニール監督は、そのゴールをヘンリク・ラーションと比較するほどであった。一部メディアでは、今シーズン序盤の不調や批判から「セルティックの選手として生まれ変わった」と評され、もしセルティックがタイトルを獲得すれば「伝説的な地位」を確立するだろうとの見方も出ている。また、今夏にクラブを離れる可能性が報じられており、もし移籍となれば「代えのきかない選手」であるとの声も上がっている。
前田大然は5月10日のレンジャーズ戦後、自身のオーバーヘッドキックについて「ただラッキーだった」と謙虚に語り、良い感覚があったので「やってみようと思っただけ」とコメントした。また、最近の好調の要因については「ファンの皆さんのおかげだと思う。彼らに恩返しをして、彼らのために懸命に働きたい。それが理由だと思う」と述べ、サポーターへの感謝を強調した。3月13日にはセルティックでの200試合出場について「海外でこれほど長く、一つのクラブで多くの試合に出場するとは想像していなかった。だから、自分自身をとても誇りに思う」と語っている。5月12日には、2度目のワールドカップに向けて「思うがままに走る」と意気込みを語る独占インタビューが公開された。