
瀬古歩夢は2025年夏にスイスのグラスホッパーからフランスのル・アーヴルACへ移籍し、2025-26シーズンはここまでリーグ戦25試合に出場、そのうち21試合に先発している。主に守備的ミッドフィールダー(ボランチ)として起用されており、本職はセンターバックながら、このポジションで適応し、チームの主力として定着している。10月にはクラブの月間最優秀選手にも選出されるなど、早くもチームに欠かせない存在となっている。日本代表としては、2026年3月に行われたスコットランド戦(1-0で勝利)では先発出場し、イングランド戦(1-0で勝利)では途中出場した。ル・アーヴルは現在リーグ・アンで中位に位置しており、残留争いからは脱したものの、上位進出は厳しい状況である。瀬古は、自身の強みである攻撃のスイッチを入れるパスやロングボールを活かしつつ、ボランチとしての守備面での更なるレベルアップを目指している。
フランスの現地メディアでは、瀬古歩夢のル・アーヴルへの早期適応と活躍が注目されている。特に、本職ではないボランチでの起用にも関わらず、チームの主力として定着している点が評価されている。L'Équipeなどのメディアは、彼の戦術眼とパス能力を高く評価しており、中盤の組み立てにおける貢献を伝えている。また、加入から短期間で月間最優秀選手に選ばれるなど、そのインパクトの大きさが現地でも認識されている。一部では、彼のポテンシャルを高く評価し、将来的なステップアップの可能性についても言及されているが、現時点ではル・アーヴルでの安定したパフォーマンスが最優先とされている。
瀬古歩夢は、2025年12月のインタビューで、ル・アーヴル加入後のリーグ・アンへの適応について「自信を持ってプレーしているので、どこでも、どの国でも適応できます。だから、フランスのリーグでもすぐに適応できたと思います。最初の数試合は"もっと、もっと"と思っていましたけど、今はだいぶ良くなっています」と語っている。また、ボランチでのプレーについては「正直走ることは好きではないけど…今では僕のベストポジション(笑)」と述べ、ポジションへの適応と手応えを感じている様子をうかがわせた。日本代表については、自身のプレーがチームに貢献できると考えており、常にアピールしていく姿勢を示している。